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2021年9月10日
アピアランスケア 爪障害:わたしにできる範囲

こんにちは アピアランスビューティクリニックです。

東京は雨模様です。気温もぐっと下がってすっかり涼しくなりました。

いわゆる季節の変わり目、ですね。みなさま調子はいかがでしょうか?

今日は、地味な投稿ですがアピアランスケアの範囲、爪障害について考えました。

抗がん剤、化学療法 の副作用としては

脱毛 色素沈着 爪障害 などなど、よく知られているところではあるのですが

この爪障害が実はかなり難治で厄介で、患者さまを悩ませるものです。

爪は3層構造をしていまして、化学療法によってこれが、めくれてきてしまうので、爪が、菲薄化(薄く変化)します。

とても弱くなるので、手であればちょっとなにかに触れただけで爪が割れたり、足であれば歩くだけで爪に亀裂がはいったり。

他にも、薬剤の影響でメラノサイトに負荷がかかるので爪が黒ずんだり、黒いすじが入ったり。

薬剤の影響でターンオーバーも乱れるので、爪が分厚く変形したり、陥入爪の状態になってしまったり。

「髪が抜けるのは覚悟していたけれど、爪がこんなことになるなんて知らなかった」

と患者さまに言われたこともたくさんあります。

爪の脆弱化です。

こちらはトラスツズマブ(ハーセプチン(R))の治療を頑張っていらしたかたの爪ですが、このように爪の先端が層構造の乱れから脆く、弱くなります。

(以下の写真はすべて、患者さまのご了承をいただいて掲載しております。ありがとうございます。)

爪甲横溝(Beau線条)の状態の爪です。

ドセタキセル(タキソテール(R))を受けた患者さまです。

化学療法を受けるたびに、爪母がダメージを受けるので白くなり、それが爪の生長に伴って線条になります。

化学療法の回数の分だけ、線条ができます。

爪甲脱落の状態の患者さまです。

このかたもドセタキセル(タキソテール(R))投与中です。

部分的に爪そのものが爪床から脱落しています。

日常生活にも支障をきたしますし、痛みと違和感も強いです。

治療中のケアはとにかく、保湿につきます。そして、爪切りではなく、やすりでの爪切りが大事です。

また、これらのお写真の患者さまは、この時点で感染はないのですが、感染を起こすと赤く腫れたりジュクジュクしたりとお手当も大変です。

アピアランスケアの一環として、この爪のケア、頑張ろうと取り組んだのですが・・・。

まず、爪障害への対応にはパターンが二つあります。

抗がん治療真っ只中のかたと、治療終了したかたです。

なんだそんなことか、と思われるかもしれないのですが、大きく違うのです。

治療中のかたには、積極的なケアは難しいです。抗がん治療に使われている薬剤のパワーに勝るケアってなかなか・・・。

感染していれば抗生剤などでの治療が必要ですし、抜爪やワイヤーを用いた施術は治療を一旦お休みするか治療終了後の方が望ましいです。

他にも重要なのは治療終了後のかたです。

手の爪は爪母から爪先まで伸びるのに3ヵ月かかります。足の爪に至っては6か月かかる人も。

治療終了後、確かに感染リスクは低下しますが、ダメージを受けた爪が、健康な爪に全部置き換わるまで半年間!

ケアのスタートは、治療終了が見えてきたらぜひ、検討してほしいものです。

躊躇なく手を使いたいし、ネイルだって楽しみたいですよね。

アピアランスビューティクリニックでは、爪障害に対してはこのケア、というようなことを

画一的に最初から行っているわけではございません。

そこが、少々ほかの部位のアピアランスケアと異なるところです。

爪障害の程度を拝見して、がん治療の進行具合を鑑みて、今できるベストをアドバイスしながら、

今後どのように爪が変化していくかをまずはご一緒に予測して、ゴール設定をします。

爪が健やかに生まれ変わるころ、患者さまのお気持ちもずいぶん変わります。

再発治療中の方もいらっしゃいます。治療薬次第ですが、カウンセリングからご対応させていただきます!

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